日本下肢救済・足病学会 下肢創傷管理技術検討委員会 主催
第2回『糖尿病重症化予防(フットケア)』研修プログラム

日時 2月7日(木) 
12:00-20:00
  2月8日(金)  9:00-19:00
会場 第3会場(パシフィコ横浜 会議センター 303)
参加費 35,000円
参加資格

申込が必要です
(お問い合わせ・お申し込みは
 http://www.jlspm.com/jlspm/training.htm へ)

  1. 糖尿病足病変患者の看護に従事した経験を5年以上有する看護師
  2. 2日間の研修プログラムにすべて出席できること
  3. 日本下肢救済・足病学会 学会員であること
定員 60名
コース目標 糖尿病患者が持つハイリスク要因について理解し、
足病変に対する適切な指導ができる技術を習得する。

1日目 2月7日(木)

時間 科目名(テーマ)
/内容
講義のねらい 講師名【所属】
11:00~11:50 受 付    
11:50~12:00 オリエンテーション    
12:00~12:30
(30分)
【講義】
予防的フットケアの意義
―下肢創傷管理技術の重要性
看護師が行う予防的フットケアは、患者の糖尿病や足の状態、セルフケア等の評価を踏まえて継続的に展開されるものである。このようなフットケアの基礎となる意義について理解する。 溝上 祐子
12:30~13:00
(30分)
【講義】
糖尿病患者の療養を支えるフットケア 糖尿病看護認定看護師
休憩(10分)
13:10~14:40
(90分)
【講義】
糖尿病の基礎知識
~病態生理から治療まで~
糖尿病および糖尿病合併症の病態生理、診断、治療を理解する。 糖尿病内科医師
14:40~15:40
(60分)
【講義】
糖尿病足病変
~病態生理から治療まで~
糖尿病足病変の病態生理、診断、治療を理解する。 形成外科医師
休憩(10分)
15:50~16:50
(60分)
【講義】
予防的フットケアのためのアセスメント 患者の足病変を予防する為に、足の状態、生活状況、セルフケア状況等を理解し、患者の置かれているリスクの査定方法を理解する。 糖尿病看護認定看護師
16:50~17:50
(60分)
【講義】
創傷管理を要する足潰瘍のケア 糖尿病足病変で創傷管理を行うための局所のアセスメント法とケア方法を学ぶ。
(血流障害と神経障害の見方)
皮膚排泄ケア認定看護師
休憩(10分)
18:00~20:00
(120分)
【演習】
糖尿病患者のフットケアのためのアセスメント 糖尿病患者へのフットケアのための評価方法(血流障害と神経障害)を学ぶ。 皮膚排泄ケア認定看護師
糖尿病看護認定看護師
ファシリテーター

2日目 2月8日(金)

時間 科目名(テーマ)
/内容
講義のねらい 講師名【所属】
8:30~8:55 受 付    
8:55~9:00 オリエンテーション    
9:00~10:30
(90分)
【講義】
予防のためのセルフケア支援 患者の置かれている状況やリスクの評価をもとに、その患者に適したフットケアの実践ができ、セルフケア支援につなげることができる。 糖尿病看護認定看護師
休憩(15分)
10:45~12:45
(120分)
【演習】
フットケアの実際 予防的フットケアを行うために必要な足の変形、胼胝、爪の変形などの見方を理解し、糖尿病足病変(胼胝、鶏眼、陥入爪、白癬等)のケアの実際を体験する。 糖尿病看護認定看護師
皮膚排泄ケア認定看護師
ファシリテーター
休憩(60分)
13:45~17:45
(240分)
【演習】
糖尿病患者のフットケアに必要なアセスメント
<事例検討>
糖尿病の病態や糖尿病患者の生活を捉え、足病変のリスクの評価と、問題点の抽出方法を学ぶ。 糖尿病看護認定看護師
ファシリテーター
休憩(15分)
18:00~19:00
(60分)
【講義】
糖尿病重症化予防における、フットケアの評価と今後の課題 フットケア外来運営のために必要な診療報酬、リスクマネジメントについて理解する。 糖尿病看護認定看護師
  • ※本研修のプログラム内容は、状況により若干変更する可能性があります。
  • ※本研修は「糖尿病合併症管理料算定要件を満たす研修」として認定されています。2日間の研修中に欠席、遅刻、早退をされた方には、修了証をお渡しできません。
  • ※研修に当たり、各自で準備し持参してください。

    <必要物品>

    • 打腱器
    • 128Hz音叉
    • 5.07モノフィラメント
    • 爪切り用ニッパー(直)
    • フットケア用ゾンデ(つめの脇、皮膚との間をきれいにする道具)
    • 爪やすり(ガラス製またはステンレス製)
    • レデューサー
    • コーンカッター
    • アドマイザー(霧吹き)
    • タオル(スポーツタオルまたは洗面タオル大)
  • ※爪切りを行いますので、各自両足の爪を伸ばしてきて下さい。角質、胼胝など、足の手入れはせずにご参加ください。

日本下肢救済・足病学会
下肢創傷管理技術検討委員会

事務局
〒350-0495
埼玉県入間群毛呂山町毛呂本郷38
埼玉医科大学 形成外科内
事務局長:佐藤 智也
連絡事務局
〒106-0041
東京都港区麻布台2-3-22 一乗寺ビル
株式会社 コンベックス 内
TEL:03-3583-6677
FAX:03-3589-3974
E-mail:foot2013@convex.co.jp