第11回日本フットケア学会/第5回日本下肢救済・足病学会合同学術集会の開催にあたって
来る2013年(平成25年)2月9日(土)・10日(日)の2日間、パシフィコ横浜 会議センターにおいて第11回日本フットケア学会/第5回日本下肢救済・足病学会合同学術集会および第2回マゴットセラピー研究会を開催させて頂きます。
高齢化、糖尿病・末梢動脈疾患といった生活習慣病の増加などにより足の健康が脅かされています。現在、全世界で20秒に1本のペースで糖尿病により足が切断されていると言われます。これはわが国も例外ではなく、この難題解決に向け2003年に日本フットケア学会、2009年に日本下肢救済・足病学会がそれぞれ設立されました。
2つの学会はこれまで別々に学術集会を開いて来ましたが、下肢を切断から救済し、健康な足を守るという目標は共通しています。今回初の試みとして、「今こそ総力を結集しよう!」をメインテーマに合同開催する運びとなりました。
健康な足を守るためには集学的な予防・診断・治療が必須です。関連する領域は循環器科、内分泌・糖尿病内科、腎臓内科、血管外科、一般外科、皮膚科、形成外科、整形外科、リハビリ、看護、臨床検査、臨床工学、栄養と多岐にわたります。これらがいかに結集するかは、足を守るチーム医療成功のカギとなります。
2月10日は「フットケアの日」と認定されました。この日に開催される本学術集会がより有意義なものとなりますよう、会員皆様からの多数の演題ご応募およびご参加を心よりお待ち申し上げております。
第11回日本フットケア学会
第5回日本下肢救済・足病学会
合同学術集会
会長 市岡 滋